今回の名古屋コラボ中国語通訳の派遣実績は「中国製の製造機械の導入、設定、運用方法の通訳」です。

今まで日本の生産工場に導入されていた製造機械の大半は、日本製か欧米製の機械でした。

しかし最近では、中国製の製造機械を導入する工場が増えてきています。それには以下のような理由があります。

技術と品質の向上:
中国の製造業は近年急速に発展しており、技術力も向上しています。中国の企業は新たな技術や革新的な製造プロセスを取り入れており、その結果として品質や効率が向上しています。

コストの面:
中国の製造機械は一般的に他の国の製品よりも低コストで提供されています。これは中国が大量生産や技術力の向上によって生産コストを下げることができるためです。そのため、製造業者はコスト削減のために中国製の機械を選択することがあります。

供給が容易:
中国は世界最大の製造業国であり、さまざまな種類の製造機械を供給しています。そのため、世界中の企業が必要な機械を容易に入手することができます。

カスタマイズ可能:
中国の製造業者は顧客のニーズに合わせて製品をカスタマイズする能力があります。これにより、特定の要件や仕様に応じた製造機械を提供することができます。

今回、愛知県の医療関連製品の工場でも、中国から製造機械を導入することになって、中国語通訳のご依頼をいただきました。

他国の製造機械と同様に、導入の際には、中国から専門のエンジニアが来て設置、設定、試験、運用方法の説明を行います。

他の工事のとのスケジュールの兼ね合いもあるため、今回の導入にはトータルで1か月以上かかりました。

導入期間の間、中国人エンジニアと日本側スタッフとのコミュニケーションを当社の中国語通訳2名が交代で対応しました。

また交通が不便な場所にある工場でしたので、2名とも平日は付近のホテルに宿泊して、送迎いただくことになりました。

工期の調整や、中国と日本の仕事の進め方の違いなどで、いろいろ問題もありましたが、皆様の協力もあり、予定期間内に導入完了しました。

導入完了後は、また別の中国人エンジニアが来て、実際の操作方法やメンテナンスについて説明を行い、それを日本人スタッフに通訳しました。

このお客様は、来年には静岡県の別工場でも、同じ中国製の製造機械を導入する予定のため、その導入時にも相談いただけるとのことです。

製造機械の導入以外の通訳でも対応可能ですので、東海エリアで中国語ビジネス通訳をご希望の方は、お気軽にご相談ください。

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